ABOUT US
自分が生まれる 何十年 何百年も前の服や靴に 心惹かれる
とりわけ 古く朽ちかけた靴が たまらなく愛おしい
長い年月を経て 手触りは変わり
ところどころ朽ち果て もろくなったそれは
流行りのデザインからは程遠くとも
とても美しく 愛おしく思えた
陽の光にさらされ 色あせたリボン 陽に焼け 黄変した革
その古色蒼然たる美しさの中に 工夫を凝らし
人の手でうみだした証を見つけ 心が震える
古いモノクローム写真の中に
博物館の展示室のガラスケースの中に
美術や服飾など 様々な史料の中に
気がつけば探してしまう
きらびやかな装飾品として愛された一足を
生活の道具として酷使された一足を
貴族の装いに華を添え
ある時は労働者の足元で発展を支える
おさがりを履いた子供たちが野山を駆け回り
時には 擦り切れるほど履いた 気に入りの一足を
何度もなおし 母から娘へと 朽ちるまで使い継ぐ
古く朽ちかけた靴の背景に 想いを馳せ
そんな美しい物語に夢中になった
手に入らぬ その美しいものを
手に入らぬからこそ つくりたかった
自らの手を動かし 自分の手の中から
その美しいものを 生み出したい
カタチのない想いを抱えた 若輩なわたしたちが
R.U.として駆け出し 20年以上がたった
今なお その美しいものに 恋焦がれている

HISTORY
Tohtsuki
2004 ー DISCONTINUED
R.U. Pensée
2009 ー DISCONTINUED
Les chants de la terre
2009 ー DISCONTINUED
Torch
2012 ー DISCONTINUED
R.U. - Marriage -
2013 ー PRESENT
R.U. - LABOUR -
2014 ー DISCONTINUED
MANUAL
2015 ー DISCONTINUED
R.U. - Conté -
2018 ー DISCONTINUED